子供っぽい、と言われるかもしれないが、
要は「痛いのはイヤ!」なわけである。
なので、法律で義務付けられている注射でなければ、できるだけ避けてきて生きてきた。
ホメオパシー狂信者のような「ワクチンに副作用云々、自閉症云々」の
ような迷信に基づく忌避じゃなく、
「単純に、痛いのがイヤ!なだけ」である。
もういい年こいたオッサンで、妻からは「家族のためにインフル注射を受けるように」と
言われているが、逃げ回っている。
さて、年末に読売新聞が「HPVワクチン接種で少女の失神多発」という注意喚起記事を
掲載したところ、医療リテラシーの高い「はてなー」の大ブーイングが沸き起こった。
「これはワクチンの毒性に起因する副作用じゃなく、痛みによる副反応で、別物」
自分も統一教会辺りの「HPVワクチンは日本民族絶滅を狙った陰謀」云々の陰謀論には
辟易しているので、「はてなー」の反論には「一理ある」とは、思う。
しかし、
「痛いの痛いの大嫌~い」な自分は、
はっきり言って、「失神するほどの痛さ」のワクチンを、接種しようとは思えない。
このワクチン接種で「子宮頸がんに掛かるリスクが有意に低減する」と「理屈で判っていて」も、
・・・「将来の100万円より、今日の1万円なんだな、お前は」と嘲笑する
「はてなー」の声が聞こえてきそうだが、とにかく痛いのはイヤなんだから、仕方ない。
こういう「痛いのイヤだから、忌避する」というのを、はてなーは嘲笑するのだろうか?
したり顔で「将来の感染リスク低減のために、接種を受けなさい」と「啓蒙」するのだろうか?
統一教会の「ワクチンデマ」は断固として糾弾されなければいけないが、
一方で、「接種年齢の少女」に対して
「これ位の痛みがあります、一方で、このようなメリットがあります」という
「インフォームド・コンセプト」をきちっと提示して、その上で
少女の「自己決定権の行使」によって接種可否を決める、というのが
もし「接種痛に対するインフォームド・コンセプト」の結果
「接種比率が大幅に下がる」ことがあったとしても、
それは「少女の自己決定の結果」として尊重すべきじゃないのか?
傍から見ると、統一教会のデマ攻撃に対するカウンター的意味合いもあるのか、
痛みに関する説明が不十分なまま、接種をどんどん勧めている印象がある。
これって、かえって統一協会等に「足元を掬われる」ことになるんじゃないか?
根本的には、もっと「痛みが少ない接種方法」、それこそ「経口ワクチン」なんかも
研究すべきじゃないのか?
どうでもいいけど、インフォームド・コンセントな。 informed consent をインフォームド・コンセプトって読んじゃうなら仕方ないけど。 コンセプトは概念だから、情報を得てからどういっ...
横だけど 増田が先端恐怖症とかだったら恐怖回避の訴えもわかるが、それを女子中高生にするのは投影だと思う。 ビンゴ。 これ、増田にID付きで(ブクマ見れば分かる)しょっちゅう...