2010-05-06

狂信的な民主党支持者が信者と呼ばれるわけ

http://mesetudesenfrance.blogspot.com/2010/05/blog-post_06.html

鳩山首相馬鹿

これが一番びっくりしたのですが、反対意見をいう人の殆どが、首相馬鹿だと信じていることです。いつも冷静なブロガーなども、問題の結論として何故か首相馬鹿だからという理論を持ってきています。僕はこれはどうしても信じられません。政治外交のことなんて専門的にやった事が無い僕が、何十年も専門的に仕事をしてきたプロフェッショナルよりも、かしこい選択に辿りつけるなんて信じられません。

さらに馬鹿だからと言うのは説明としても成立していません。これを理由にするのは便利すぎるからです。例えば、

日本人はなんで子供を生まないの? →馬鹿だから

アメリカ人はなんで中東で人を殺してるの? →馬鹿だから

フランス人はなんで五時に仕事終わるの? →馬鹿だから

欧州はなんでひとつの国にならないの? →馬鹿だから

中国人はなんで言論封殺を許容しているの? →馬鹿だから

韓国人はなんで竹島を自国領って言いはるの? →馬鹿だから

北朝鮮はなんで独裁政権が治めてるの? →馬鹿だから

...(略)...

一種の思考停止だと思います。日本ではおそらく首相をバカにした報道がなされているのでしょうが、これほどまでに皆が首相馬鹿だと思い込んでいるのはちょっと怖いです。前エントリでは、「善意の愚者が意図せず事態を混迷させてしまった」と解釈されるのが鳩山首相にとっては最も都合が良いと書きました。なぜ意図的にやっている可能性を考えないか逆に不思議です。

この人は最初から鳩山馬鹿だと決めつけて議論するから馬鹿だという結論になると思い込んでいる。違うだろ、馬鹿なことを散々してきたから馬鹿だとかルーピーだとか言われる。ここ数日だけでも、県外移転民主党公約じゃなくて私の見解だとか、海兵隊抑止力だと勉強してやっとわかったとか言っている。古いものまで探してきたら膨大な馬鹿だと言われる言動をしている。

民主党支持者が信者と呼ばれるのは、単に支持しているのではなく、理屈抜きに体制を守ることが至上の目的になっている。宗教とはそうしたものだ。天動説でも何でもいいけど、聖書に書いてあるとか教皇が言っているとかが全てで、現実がどうであるかは考えない。

この人は1つ前の記事で

http://mesetudesenfrance.blogspot.com/2010/05/blog-post.html

四年間いろいろ考えてみればいい

普天間問題だけで終わってしまうと、ただ単に対米従属反対を言っているように思われてもいけないので、鳩山政権の懸案事項も同じ構図で触れておくことにします。

例えば、事業仕分けは、60年前に登ると決めた科学立国という山を登るために必要な、膨大な研究費をすべて出す必要があるのか検討しています。研究者としての立場からすると、研究費が減らされるのは困りますが、その研究が必要であることが主張できないようでは減らされてもしょうがないと思います。逆に、周りを見回してみた結果、全てのプロジェクト日本にとって必要不可欠であることが分かれば、自民党時代と同じように全てのプロジェクトお金を出すことになります。それは、議論の失敗ではなくて、すべて必要なことがわかったという成功です。議論後に議論前の結論に至ることにも価値があるのです。

友愛の話でも、子ども手当ての話でも自民党時代に決まった既定路線を見直して新規路線を作り出す努力をすることは今の日本に必要なことではないでしょうか。議論後に議論前の結論に至ることになっても、既定路線が正しかったことが分かればそれはそれで進展です。4年間ぐらい試行錯誤してみればいいのではないでしょうか。

政権を4年間持たせたいと思っていることがわかる。鳩山擁護も4年間続けさせたいから無理矢理へりくつをこねるハメになる。

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