そもそも母親に働かせながら子育てさせようとしてることが、絶対に無理。
現状、下のようなスパイラルになっている
1.働く母親の増加
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2.待機児童発生
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3.待機児童対策として社会負担の増加(行政負担:年間250万/一人)
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4.不景気
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子供ができた後に働けなくなることが少子化の原因だとかいって待機児童対策をやってるけど、このループをみればそれが全然見当違いであることがサルでもわかるはず。こんな世の中じゃ子供産めないと思う人は当然増加するし、それでますます少子化の道をたどっている。
現行の待機児童対策としての保育所の増設によって、保育所へ子供を預けて仕事ができるようになったとしても、
・精神的時間的に子供を心配しながらの中途半端な仕事(本人にも周囲にも有害)
・十分に愛情を与えられない罪悪感を持ちながら中途半端な育児(本人にも子供にも有害)
のような状態になっているのは明らか。
上記の問題を踏まえれば、少子化問題、待機児童問題は解決できる。つまり「子供ができたら働かなくてもいい世の中すればいい」だけだ。出産育児のための退職を奨励し、子育て期間中に手厚い保護を行政が与えればよい。
女性労働力の減少によって景気が後退してしまうというかもしれないが、それは間違い。育児中の女性が社会に出れば出るほど、仕事効率が悪くなるのは明らか。産休育休で長期間休んだ同僚が会社に復帰後も早退遅刻を繰り返し、周囲に迷惑をかけているのを見たことがあればわかるはずだ。
また、育児終了後の再就職の問題はどうするんだ、という意見もあるだろう。社会のお荷物である育児中の母親が企業活動に参加しなくなることによって、社会効率がよくなるのでダンナの給料が上がり働かなくて良くなる可能性がある。また、育児が落ち着く子供が10歳をこえた頃、再度働きやすくなるような制度をつくってやるのもいい。
仕事から離れることによるスキル低下の問題はどうするんだ、という意見もある。そうゆう人は、給料がよく、育児中にもらえる手当てを上回るはずなので仕事を止めない方がいい。社会にとって必要なスキルがある女性は、その仕事を続けられるようにサポートが必要。
上の提案はもちろん、子供を産まない女性や、子がいても母性本能がない女性には当てはまらない。そういう人はバリバリ働いて仕事で社会貢献して欲しいし、そうゆう人をサポートする社会制度も必要。
というわけで今、一番の問題は、問題の本質をとらえずに、政府の少子化対策担当が働きたくもない母親も働かざるを得なくなるようなシステムを構築しようとし、なおかつ子を産んでも働くことが当たり前と洗脳し、しかもそれが社会貢献にまったくなっていないということだ。
子育て期間に仕事を出来ないことでキャリア形成が出来ないから 出産を躊躇う層がいるんでそれを解消しましょう そうすれば少子化対策にもなるでしょう ってことじゃないんですかね
キャリア形成をしたがっている一部の女性のための制度を、普く女性に適用したことによってゆがみが生じ、待機児童少子化問題を生み出してる。 少子化担当は育児を捨ててキャリア形...