2010-01-07

もう、何もできない

はい。

知っている人は知っているシリーズの最新作にして最終話です。

文章だけは書き留めてあって公開するか迷ったのだけど、これで最後にするということで公開することにした次第。

これまでのあらすじ。

当方非モテ魔法使いTwitter-er

何の因果かfollower福岡在住の女の子(以降好きな人)に恋をした。

実際に会ってもいないのに告白するなど自重できない行動を起こしいろいろあった。

その後一年くらい色々あったのだけど大したことじゃないので中略

去年5月に観光で上京した好きな人と邂逅を果たす。イメージ以上の人でよりいっそう想いは強くなった。

8月に所用で再び上京した好きな人と会うことになったのだけど、初めは2人だけで会うことになったはずなのに気がついたら元彼含めて5人でよくわからない食事会がもようされるという面白いことが起きて悶々とし、その悶々とした感情を増田に投げつけごく一部に好評を博した。

数日後、帰郷する好きな人を見送りに羽田に行った私はまたも悶々とした状況に陥りその悶々と葛藤増田に投げつけ主に笑いを誘った。

さらに9月、三度上京した好きな人自重できないTwitter-er共とオフ会を開催。

8月に書いた増田ネタにされ散々いじられるも正直イヤではなく嬉しかった。だって好きな人も笑ってたから。

その後オフ会のレポを増田に上げてまたごく一部で話題になったとかならなかったとか。

あらすじ以上。本題に入る。


10月11月は表面上は特に何もなかった。好きな人の関係も進展も後退もなかった。

個人的には色々あって、深くは書かないけど10年来の持病で仕事をクビになり、職を転々としていた。

そんな私には一つの目標があった。

福岡に行くこと。

福岡に行って好きな人と2人で街歩いてお茶してあわよくば告白を・・・とか童貞じみたことを考えていた。いや、魔法使いなんだけどさ。

告白は無理にしても福岡の街を好きな人と歩きたかった。

しかし、だ

病気仕事クビになって職を転々とする私には先立つものがない。当初は12月に行くことを予定していたが延びに延びて何時行けるかがわからなくなった。

私は焦っていた。早く福岡に行きたかった。

天然のお姫様属性彼女だ、近づく男は多数いたし、いつ彼氏ができてもおかしくない。だから、早く行かなければ、早く想いを告げなければ・・・焦りは焦りを呼び私は徐々に追いつめられていった。

後は福岡に行けば何かが変わる、そんな幻想を抱いていた。幻想とはわかっていたけどそれにすがっていなければ壊れてしまいそうだった。

Twitterで時折その嘆きのようなものをpostしてしまったことがある。

それがいけなかったのかもしれない。

11月の終わりあたりから変化が現れた。

好きな人に@を送っても返事がこなくなった。メールを送っても返事がこない。

Twitterだし返事が来るかどうかなんて適当だ。始めは忙しいのかな、と思っていたけどそれが何度も続けば話は別だ。

避けられている・・・?

そう疑念を感じたのは12月に入ってからだった。

焦った。とにかく焦った。

福岡に行けない焦り、想いを告げられない焦り、そして避けられているかもしれないという疑念と焦り。

焦りは焦りを呼び精神状態がだんだんおかしくなっていった。

悪いことは重なるもので12月から始まった新しい仕事パワハラに合いその仕事を辞めなければならない事態になった。パワハラなんだから訴えてもいいかと思い関係各所に相談したけど結局泣き寝入りしなければならない結果になった。

仕事が始まった時点では2月福岡に行くつもりだったけどそれもおじゃん。それどころかコミケにもいけなくなった。絶望するしかなかった。

絶望だけが心を支配する。そんなどうしようもないほど落ちてる状態だった。

しばし泣き寝入りした数日後、好きな人が旅立つ準備をしているというpostを目にした。どこに行くかは隠していたみたいだけど元彼(彼女自身は恋愛関係ではないと明言していたけど・・・)に会いに上京することは目に見えていた。

男に会いに行くという時点で告白もへったくれもない状態だったけど阿呆な私はケナゲにもpostする

「どこかにお出かけですか?」

・・・しかしリプライは来なかった。

その後2~3回@送ったけど返事はこない。

ひどく焦った私はメールすることにした。

ふと

「どうせ無視されるけど、だけど一通だけ・・・」

とpostしたらなぜか

「無視されるとかわかってるならやらなきゃいいじゃないですか」

とかリプライが来た。

普段無視してるくせにそういう言葉には反応するんだね。訳が分からない。いや、完全に嫌われてますね、わかります。

ちなみにメールは送ったけど返事は来なかった。

きもいなー、我ながら。

ほんの少し腹が立った私はまた余計なことを言う

「嫌なら反応せずにリムーブすれば済む問題なのに」

時間後followerが減っていたので確認したら好きな人からリムーブされていた。

オワタ

何もかもオワタ

売り言葉に買い言葉な面もあるのかもしれないけど、それは明確な拒絶。

リムーブされた。私の言葉は、もう、届かない。

絶望の中の絶望

終わり

終了

続きはない

さようなら

いろんな言葉が脳裏によぎる。

しばらく放心していたけど、急に吐き気が沸いて出てきて盛大に吐いた。何度も吐いた。涙も止まらなかった。

情けねぇなぁ、ホント。

その日のことはもう何も覚えていない。

数日魂が抜けたような生活を送り、気がつけば年末30日。

ようやく立ち直りかけた私は数日振りに外に出ることにした。

近所の散歩に行く装備で何となく家を出た私は気の向くままに電車に乗り・・・気がつけば秋葉原にいた。

アキバ納めもたまにはいいかな、とごちて暫し秋葉原を散策、そしてTwitter-er御用達リナカフェに立ち寄った。年末だし顔見知りのTwitter-erがいるだろうと思ったからだ。

いつものようにオレンジジュースを頼んで円卓の端っこに座ろうとして・・・心臓が止まるような衝撃を受けた。

好きな人がそこにいた。3メートル先にいた。

元彼とTwitter-erらしき人計4人でなにやら談笑していた。

なんでだ?

東京にきているというのは知っていたけど、なんで、今、ここにいる?

訳がわからない。

パニくる頭を何とか押さえ込んで好きな人に背を向けて円卓の隅っこに座った。

オレンジジュースを一気に半分くらい飲んで気分を落ち着かせ携帯から「リナカフェなう」とpostする。

しばらく持ってきた文庫本を読みつつタイムラインを眺めているとふとリプライが帰ってくる。

好きな人からだった。たった一言「どこ」と。

「円卓の端っこ。ニット帽をかぶっています」と返事を返す。たぶん私の存在に気がついただろう。でも向こうを向けない。どんな顔してあの人に会えばいいのかわからなかった。何を話したらいいのかわからない。

携帯をいじっても文庫本を読んでも落ち着かない。

・・・

・・

ふと好きな人の方を振り返る。

目が合った。

私は軽く右手を二度振った。

再び背を向ける

時間にして5秒もない。たったそれだけの再会。

顔なんてろくに見られなかった。

オレンジジュースを飲み干しひと息すると、無性に酔っぱらいたくなったのでワインを注文。

酷く不味い白ワインだった。

不味い不味いと思いながら一気にワインをあおっている間に好きな人グループが退店した。

「おつかれさま」

みたいなこと言われた気がする。

こっちは顔を見ずに再び二度右手を振った。

ワインをあおる。不味いので一気にあおる。

酔っぱらったけどぜんぜん楽しくなんかなかった。

しばらくして残っていたTwitter-erに軽く挨拶してカフェを出た。

酔った状態で秋葉原歩くなんて9月好きな人達とのオフ会以来か・・・。

さらに落ち込みながら夜の秋葉原の街を徘徊した。どこで何見たかは覚えてない。

家に帰ってきてから愛用のTwitterクライアントを立ち上げ、好きな人ID抽出IDから消した。

本当はリムーブでもするべきなのかもしれないけどできなかった。NGIDにも設定できなかった。抽出からの削除ができた精一杯の行動だった。

あの人は息をするかのようにリムーブしたのにね。

まだ未練があるのか、と冷笑ひとつ

また涙が溢れてきたのでひとしきり泣いて、久々に泥酔するほど酒をあおった。


そんな感じ2010年を迎え今に至る。

未だに好きな人に未練があると言えばYesとしか言いようがない。

もうチャンスも希望も何もないのに。

もう、何もできないのに。

人は滑稽だと笑うだろう。女々しいと罵るだろう。

それでもいい、甘んじて受け入れる。しばらく忘れられそうにない。

想いを断ち切った後、次の恋愛は・・・多分無いだろう。人生においての恋愛に対してのエネルギーは使い果たした。多分もう誰かを好きになることはないかもしれない。

増田書いたときの返事に非モテひとつ恋愛エネルギーを傾けすぎるので一つの恋が終わると次の恋に向かうという行動ができないというのがあった。まさにそれである。

好きだった人が悪いのではない。私のキャパシティーの無さの問題だ。本当につまらない人間だな、私は

今は何も考えないように就職活動をしている。できれば今月中に仕事が決まればいいな、と思うけどこのご時世結構厳しい。でも必死になって仕事を探している。

病気のこと?

んなものどうにかする。どうにかしてみせる。

当初の目標仕事にありつくこと、金を貰うこと。

後は新しい自作PCを買う資金をためること。

あぁ、後は福岡にでも行こうか。本場の豚骨ラーメン食べにさ。

  • 自分と重なっていて胸が痛い。 寂しくてどうにかなっちまいそうだ。

  • うん、増田には仕事が必要だと思う。 泥みたいになっていれば、いつかその感情も記憶になっていくさ。 体に気をつけて。

  • ごめん。過去の自分とかなり重なって見えてしまうので、ちょっときつい言い方をする。覚悟して見てね。 あなたは、彼女の気持ち、ガン無視だよね。 あなたがよく知ってるのは、ある...

    • http://anond.hatelabo.jp/20100107234500 なんていうかさ。相手は魔法使いなわけで。しかも多分、病名は伏せてるけどメンヘラさんなわけで。 まぁしょうがねぇんじゃないかな、とも思う。スト...

      • ご明察 ストーカーってのは根性がある人間がやるものです。 私のような根性無しにはとてもじゃないですができるものじゃありません。 それにあれですよ。 仮にも好きになった人...

    • 元増田です 阿呆なのできついくらいに言ってくれないと気がつかないです…。 実は好きだった人にリムーブされた日に親友からメールが来て同じようなことを言われました。 そう、...

  • http://anond.hatelabo.jp/20100107174946 相手の女性からしたらホラー以外の何物でもない。 秋葉原で「リナカフェなう」のpostを見た時は背筋が凍る思いがしたに違いない。 そもそも、相手は元...

  • ごめんなさい。やっぱり気持ち悪い。 共感も何も沸いてこない。 気持ち悪い。

  • 最後の一文怖ええええええ

  • 名作ショートショート。このまま文芸誌にでも投稿すれば採用されそうなレベル。

  • なんで業務遂行能力がない人ほど自分に酔うの? パワハラなんてコミュニケーション技術身につければ避けられるものだし、仕事で縦横の関係の納め方を学んでれば恋愛にも応用できる...

  • なんでこの人は簡単に特定できてしまう書き方をしたんだろう。 元増田が特定されるってことは相手の女性も特定されてしまうのわかってる? 最初から最後まで自分のことばかりで相手...

    • ストーカー「っぽい」、どころでなく立派なネットストーカーだと思う。 リアルストーカーに発展しなかったのはお互いの住処が東京と福岡と言う簡単に行き来出来ない距離だったから...

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