2009-08-19

一万年堂出版の本づくりとマーケティング不況下の出版企画≫

こんなのを発見。どんな話するんだろ?

1万年堂出版の本づくりとマーケティング不況下の出版企画≫

子育てハッピーアドバイスシリーズ290万部突破!!のノウハウを語る ―

講師:1万年堂出版 編集部山崎 豊 氏

司会:出版文化国際交流会・理事 金平 聖之助 氏

■日時 2009年8月27日(木) 午後6時~午後8時30分

■会場 岩波セミナールーム

    (岩波ブックセンター裏3F、神田神保町交差点 徒歩2分)

■会費 5,000円

■企画 出版研究センター 林 幸男

主催 出版ビジネススクール事務局

    〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11

    TEL(03)3234-7623 / FAX(03)3238-9420

 平成17年12月に発刊した『子育てハッピーアドバイス』はロングセラーとなり、99万部に達しました。 シリーズも8巻に増え、総出荷数は290万部を突破

 なかでも最新刊『子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻』は、5月末発売から1ヵ月で20万部を突破し、これまでで最も速いスピードで部数を伸ばしています。

 子育て本としては異例のベストセラーとなったシリーズ誕生から、ロングセラーになるまでをご紹介します。

◎内容

1.読者の望む本づくり

小児科の巻』は、最初はボツになりそうな企画だった。

書店さんからも、「小児科の本は、そんなに売れない」と言われていた。

それが、読者の目線に立って企画し直すことによって、大変わりした。

2.著者との信頼関係を築く

著者の先生に、書きたいように書いてもらうと、どうしても難しい本になりがち。

医師患者に伝えたいことと、患者医師から聞きたいことには、大きなギャップがある。読者が知りたいことをうまくキャッチし、著者の先生にいかに伝えるかが、非常に重要ポイントになる。

3.編集面の工夫

マンガイラストは、飾りではなく、あくまで原稿の一部として入れる。

4.読者からモニター募集

編集段階に原稿を読んでもらいアンケートをとる。

その声を著者へ伝えて、何度も原稿を修正してもらう。

本文だけでなく、タイトル装丁意見も聞く。

シリーズ続編の企画も、読者の感触をつかんでから進める。

5.愛読者カード活用

読者の声をどのように活かすか。

書店への情報提供

6.1万年堂新聞の発行

読者の声で、本の内容をアピールする。

書店の展示写真の特集号を作る。

  • 子育てハッピーアドバイスがヒットした理由ってケータイ小説と一緒では? 立ち読みすれば分かるけど、やたらカラフルでマンガやイラスト満載、漢字にはルビふりまくりで妙に文字が...

  • 「子育てハッピーアドバイス」の第1巻は実際に100万部を超えた。明橋氏に頼る部分が大きいね。 ただ、ネタは出尽くしたのではないだろうか。今後の動きが気になるところ。

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