はてなキーワード: 独善とは
流れが読めてないなあ。論争の当事者はみんな匿名の利益を何ほどか積極的に享受している人ばかり。
過去増田を二つ三つ遡ればわかるから。だいたい、議論と何の関係もない所で説教されても、
どこか暗い手応えを感じるばかりで、特に何かをしなくちゃみたいな気分にはならないんだよね。
あと良識を自称した覚えはないから。ちょっと読解力が疑わしいよ。
でまあ悔しかったら、というか彼らに直に反論して欲しいんなら、そちらが増田に呼んでくればいいだけだよ。
その程度の労力が割けないんなら、他人に要求するまでもなく黙っておくのが当然のマナー。
まあこの手の人間に説教しても無駄だと思うから、勝手にすればという感じの結論になるけどね。
ほんと我ながら物好きにも程がある。
人を傲慢とか独善とかいう神経を疑うという言葉をそのまま返してやる。
本当にこういう「自称良識の阿呆ども」には腹が立つ。文句があるなら、匿名とか期間限定の増田ではなく堂々とダイアリーにコメントをすれば良いではないか。
好意的に考えれば、支援活動に入れ込むあまり、他者に対する想像力がちょっと機能不全に陥ってるんだろうね。
熱意を持って敬遠されがちなボランティア活動に励むんだから、その程度の行き過ぎ、独善的な思い上がりは
むしろ好ましい資質かも知れない。まあ、議論の趨勢には何の影響も与えないし、境遇を理解はしても共感はできないけど。
行き過ぎと言えば、生存権という言葉も鷹揚に使われすぎだと思う。
誰もが命を奪われない権利を持つのは、消極的自由の意味において自明だとしても、
積極的自由としては色々と制限がつくのもやはり自明なんだよね。
現に憲法上で生存権が保障され、法で定められた生活保護や各種福祉を享受する権利を持っているとしても、
「迷惑利用者に図書館を無条件で明け渡すべきだ」などという個別具体的な権利要求は、
少なくとも生存権を根拠にする場合、プログラム規定説によって却下されてしまう事は自明。
もちろん、コップの中の嵐を巻き起こしているとは言え、今の所新聞記事になった図書館はホームレスを追い出しては
いないんだけど、もしその能力の限度を超えた場合には、排除と思われるような行為に出てもまず咎められないはず。
というか、図書館に生存権保障の機能を与えるのが効率的とは普通考えないだろうから、立法措置や行政の裁量が
仮に発動されるとしても、図書館批判派の想像とは全く違ったものになる事もやはり自明だろうしね。
立憲主義の矩を超えて国家が私人の生活に干渉するのは、個人の尊厳を守りその自由を保障する為なんだから、
保障されるべき自由が「迷惑行為を掛けても免罪される自由」か「迷惑行為を掛けずに済む自由」かのどちらだと
問われれば、恐らく後者だと考えるのが普通の感覚・・・という表現に過敏症を発症しちゃうかわいそう人も
いるようだから言い換えると、ともかく個人的な感覚としては妥当に思われるんだよね。
そして言うまでもなく、憲法というのは国家機関を制限するもので、いくら生存権規定があろうと、
思想信条の自由として私人がその拘束を免れうるのは自明。この辺りも雑に議論されているような気がする。
人権を否定するなんてハードな表現じゃなくて、誰それの無限定かつ無条件な生存権の保障よりも、
児童福祉や高齢者福祉、救命救急医療にリソースをわけてくれと考えるのは、現に立法府や行政府が
そうした姿勢であるように、自明な現実でもあるわけだから。むしろここで言われているような
「健全な良識や良心、他者への共感」に目覚めた人は、同時に生存権がまるで自明なんかじゃない世の中にも
気づくはずで、そこからどう他者を説得しようかと葛藤したりするのが自然な流れのはず。
で、もし私人が生存権を保障する義務を負うと本気で主張するなら、啓蒙臭にウンザリした多くの人が反発しているように、
「まずお前が自分の家でかくまってやればどうなんだ」という当然の指摘が来るのは避けられない。
図書館が開いてる時間帯だけ他人に開放する程度なら、家主の生存権にかかわる事態にはまずならないだろうから、
たとえば「不快感で弱者をトリアージするのか」なんていう、理解に苦しむ言い掛かりや魔女狩りを被る可能性も出てきてしまう。
加えてこの場合は、本質的には個人の勝手気ままな善意に依存するボランティア活動も全然不十分なものとなる。
権利に基づいた正当な要求に対する義務として、対応しているわけでは全然ないからね。
本気の本気で世の中を考えるんであれば、もう少しカッチリした議論を見せてほしいなと思う(まあ関連エントリ・レスを
全部見てるわけじゃないんだけどね)。「健全な良識や良心、他者への共感」を大事にするからこそ、もう少し葛藤なり
おこるよ!当たり前だろ、不正なことに怒るのは!
不満だよ。いい加減なことがまかり通る世の中に。しかも歯止めがなくなっていく時代じゃないか。どんどん浸潤している。
俺が怒ってんのはな、俺個人の心理の問題じゃないんだよ。懸けているんだ。問うているんだ。
あなたがたは個人の心に退却して怒ることを忘れているよ。
勿論俺だって全然人間ができていないさ。だから不満は俺の未熟のせいでもあるだろう。
でも言いたいことはそこじゃない。
真っ当な精神の持ち主が真っ当に怒り不満を持っても、ただの気むずかしい不満屋みたいになっちゃうじゃないか。
あのな俺も思い当たるんだが、「それっていけないなんじゃないの」と言って、独善だろとかお前だけの正義だろとか言われること恐れてないか。近頃は、空気を乱さないようににさせる圧力もある。
このままだとますますわからなくなる。