はてなキーワード: ゴミ箱とは
俺には好きな人がいる。いや、いた。いたんだけど、そいつにはずっと前から彼氏がいて、ついにそいつと結婚することになったらしい。
そいつは本当に魅力的な奴で、一年半くらい前かな?最初に会ったときは何だよ彼氏いるのかよーとか思いながらも普通に遊んでたんだけど、何回か会ってるうちにいつの間にかマジ惚れしちゃってて、何とかして寝取ってやろうと画策した。でも、俺自身は大した奴じゃなかったし、彼氏との結びつきもヤケクソに強くて、どうしようもなかった。で、まあしつこく付きまとって(今思うとよく拒絶されなかったもんだ)、微妙な友人として遊んでるうちに運良くお鉢が回ってこないかなーとか思ってた。
彼氏がどんなやつかってのは結局わからなくて、どうやらなんか物書きらしいってくらいしか情報がなかった。彼女も、物書きじゃないけどクリエイター側の人で。コンシューマーにはあんま興味ないとか言ってたから、対抗して、って言ったらばからしいけど、俺もいっちょクリエイトしてみるかと思って創作を始めたんだ。
元々俺は本読むのが好きだったから、書いてみるのも楽勝楽勝とか思ってたんだけど、やっぱり世の中そんな甘くなくてこれがすごい難しい。難しいんだけど、すげー面白かった。「小説 書き方」とかでぐぐってみたりとか。村上春樹好きだったから風の歌を聞けを全部書き写してみたりとかやった。楽しかったんだ。これが。書いてると読むときも何か色んな視点で注意深く見てやろうって感じになって、それをフィードバックしてまた書く。
で、こういうの書いてみた読んでよとか言って彼女に送ってみたりするんだけどやっぱ評価は散々で。描写が足りねえとか生きてる気がしないとかすげえ言われるの。でも落ち込まずにそっかそっか言って全部取り込んでずっとずっと読書と創作の日々を続けてた。さっさと別れねえかなあとか思いながら。何だかんだで満足してた。
結婚のニュースを聞いて、俺が最初に感じたのは驚きじゃなくて、困惑でもなくて、何て言ったらいいのかなあ。来るべき時が来たなあ、間に合わなかったなあ、てだけだった。あんまり実感わかなくて。遊びに誘っておめでとーって言ってやろうとか思ってたんだけど、会ってみたら、今までつけてなかったのに薬指に何か光っててさ。そんときやっと実感した。絶望した。彼氏のこと全然知らなくて良かったよ。
それが一週間くらい前なんだけど、それから全く何も書けないんだ。あれだけ面白い楽しいって毎日アホみたいに書いてたのに、もう全然。
俺は本当は創作なんてどうでもよかったのかな。単に彼女の気を惹きたかっただけで。何か書こうと思っても全然面白くないの。今までも面白いって思い込もうとしてただけなのかな。あれだけ好きだったのに。本当は好きじゃなかったのかな。もう、ほんとわかんない。嫌なことがあったらそれを創作につくりかえて私小説風のなんかに仕上げてみたりとかさ。やってたのに今回はそれもできない。本当のことしか書けない。
混乱してるだけかもしれない。でももう意欲がなくなっちゃった。今まで書いたやつも全部ゴミ箱突っ込んで消した。俺しばらくしたらまた書くようになるのかな。でもわかんない。もう書くことはないような気もする。俺どうしたいんだろう。なんで俺創作なんてやってたのかな。俺はどうしたらいいんだよ……
世間の人達から見たら、こんな時期にズル休みをする中学3年生で受験生の私をけしからんと思う人も多いと思う。
そんなことは私にだって解っている。
でも、気持ちが落ちていて、自分を奮い立たせようとどんなに頑張っても駄目だった。
その内、私は、どうせ通おうと思っている高校は総合選抜制なので、名前さえ試験用紙に書ければ問題ないじゃん…と考えるようになっていた。
高々1回のズル休みが何だ。それよりも私が今、抱えている問題の方が余程の大問題だ。
明日、デートに行くことになった。今、私に付き合っている人はいない。
というか、イマドキの女子中学生のつもりだけど(派手ではないが)、実は付き合ったことは一度もない。
そんな私が明日、突然、デートでUSJに行くことになった。相手は1つ年上の男の人。
いつも私の傍に居てくれて、私も小さい頃からよく彼のことを慕っていた。私は彼のことをケンジ(仮名)くんと呼んでいる。
彼は私のことを“萌”(もえ)と呼ぶ。
それにしても私のこの名前。現代の流行りを見越した親のセンスに少々恨んだ時期もあった。今はもうどうでもいいけど。
10月25日(木)の出来事なんだけど、その週、私の所属する班は教室の掃除当番だった。
トイレ掃除は地味な上に汚いから嫌だけど、教室の掃除当番に当たると、HRが終わった後にクラスメイト全員が
自分の机と椅子を教室の後ろまで下げる。そして、空いたスペースをホウキで掃除する。
後ろまで下げた机と椅子をまた元に戻さないといけないので、時間が掛かる。
何しろ私は掃除が余り好きではない。
そして、最後にジャンケンで負けた男女2人がゴミを捨てに焼却炉まで行かないといけない。
何かの陰謀なのか、私は本当にジャンケンが弱かった。そして案の定、やっぱり負けてしまった。
成績が良いので選ばれたというよりかは、クラスの人気者が委員長に任命されたという感じだ。
2人でゴミ箱を持ち、焼却炉に無事にゴミを捨て、教室に戻る時に山之内が、
『そう言えば、お笑い芸人の麒麟の田村が書いた【ホームレス中学生】って読んだ?あれ、マジで超感動する。オレ、泣いてしまったし(笑)俺らと同世代とは思えないような悲惨な生活ぶりだったみたいで驚いた。』
物凄く興奮しながら話していた。
実は私もその本を読んでみたかったので「えー良いなー!私、まだ読んでない!貸してよー!」なんて、
盛り上がりながら教室まで戻ろうとした時に
「あっ、オレ、職員室に用事あったんだわ。ごめんだけど、ゴミ箱持って、教室戻ってくんない?」と言うので
『んじゃ、明日、その本貸してくれたら良いよ(笑)』と言ったら、「了解」と言い、彼は職員室に行ってしまった。
私は市立図書館で借りようと思っていたのだけど、予約がいっぱいで、いつ借りることができるか解らない状態だったので、
ラッキーと思い、本当にスキップをしながら教室に戻っていった。
因みに他の中学はどうか知らないが、うちの学校の場合、学年が上がっていくにつれて、階数が下がっていく。
なので3年生の私は1階に教室がある。
教室に戻り、私は自分の机の方に目をやると、びっくりする人が座っていた。
ケンジくんだ。
ケンジくんは勿論、ここの中学の卒業生だけど、高校生のケンジくんが何でこんなところにいるの?
人間、びっくりすると心臓がドクドクと本当に痛いほどに振動する…。
ケンジくんが私に気付いた。
「お前、えらく楽しそうにアイツと話してたな。」
『そんなことよりも!何でケンジくんがここにいるの!?』
ケンジくんは居ちゃ悪いのかよと言ってから、
ハンドボール部の部活に顔を出す用事があったので来ていたとのことだった。
ケンジくんは中学時代、ハンドボール部活の部長で、後輩からも物凄く慕われていた。
「そんなことより、アイツなんなんだよ、えらく仲良く話しててよぉ。」
『ん?ただのクラスメイトだよ。本の話でめっちゃ盛り上がっちゃってさぁ(笑)』
「お前、好きな奴とかいんのかよ?」
『えーいないよー。まぁ強いて言うなれば関ジャニ∞の錦戸亮ちゃんかな(笑)』
「何だよ、ジャニーズの話かよ。全然、分からん。ところでさ…。土曜日、暇?」
『えーっと、医龍を録画したのを見る予定が…』
「んなもんいつでも見れんだろ!じゃ、USJに行くからな!言っとくけど、デートだからな!」
って言うと、ケンジくんは片手で私を自分の胸に一瞬引き寄せ、
「んじゃオレ、1人で帰るから」
と言って、同じ方向なのに走って帰ってしまった。
私は一瞬、何が起こったのか分からなくて、混乱して頭がパニック状態になり、
教室の天井と床が何故か回転してしまったように見えた。
兎に角、頭がクラクラした…。
実はあれから私は自室にこもって、夕食も食べてない。
実はお風呂にも入ってない…。
ケンジくん。
急にどうしてしまったの?
言っても信じてもらえないのを覚悟で書くと、ケンジくんは血の繋がった私の本当のお兄ちゃんです…。
【お兄ちゃん】だなんて書くと、最近の流行の私の名前のように、またからかわれてしまうかも知れないけれど、
別に信じなくてもいいけど、この世にこういう話があるということは本当なんだと身をもって分かりました。
でもからかわれているだけかも知れないし…。
いつも傍に居てくれた兄には感謝しているけど、どう応えていいか分からない。
また増田に書きます…。
追記
続きを書きました。
2 http://anond.hatelabo.jp/20071026150511
3 http://anond.hatelabo.jp/20071027020104
4 http://anond.hatelabo.jp/20071028012714
5 http://anond.hatelabo.jp/20071029031730
6 http://anond.hatelabo.jp/20071030160653
7 http://anond.hatelabo.jp/20071031143440
8 http://anond.hatelabo.jp/20071101131424
9 http://anond.hatelabo.jp/20071102144140
10 http://anond.hatelabo.jp/20071102184712
11 http://anond.hatelabo.jp/20071110020937
12 http://anond.hatelabo.jp/20071112132132