はてなキーワード: お座敷列車とは
今の職場がほんとうに恵まれてると思うのです。
理解のある上司、楽しい仲間、やりがいのある仕事、頼られている自分。
こじんまりとした研究室なので仲良しでありながらも、仕事は真剣に進めていく。
あとは金銭面がもう少し改善されれば、言うことはないんだけども。
と思っていたら、前の職場の人が独立するということで声をかけてもらったのです。
確かにお給料は(今よりは)上がりそう。
けれど、今よりもずっと重くなる(今が気楽過ぎるということもある)責任、その重圧に耐えられるのか。
甘えたことを言うなら、今の同僚たちから離れる寂しさもありますが、それ以上に、たった一年でやめてしまうには今の仕事は正直、もったいないのです。
やっと独特の技術を身につけてきたところなのに、それが全く役に立たない業界に移る、というか戻ってしまうのが。
完全に研究内容が離れてしまうわけではないだけに、できれば今の仕事を続けられるようにしたいと思うけれども、それはきっと難しい。
研究人生の王道からはもうとっくに外れているんだけど、今のお座敷列車路線で走っていくのか、特急も走る路線に戻るのか、そんな、まあ言ってみればくだらない、悩みです。
(以下、トラバにざくっとお返事)
若手の3年って大きいですよね。
声をかけてもらったとこは大きいお金が動いてるので、しばらくはつぶれそうにないです。
職歴としても一応繋がりがなくはない…かもしれない。
ただ、一度は飛び出した旧知の人のところにまた戻るのがちょっと気が引けるというのがあります。もう戻らないつもりで出たので。
周囲にどう見られるか、どう思われているか、というのを気にしなければいいだけなんですが、そう達観もできない凡人なのです。
今の職場では、昇給(笑)は見込めそうにないのが確かに一番つらいところです。
あと、オンリーワンて言うと響きはいいけど、外に出るとなると何の役にも立たないものだったりするわけで、うーん。
たとえば、5年、10年先のビジョンが見えない、のはどちらの路線に行っても同じなんだけど、まだ特急路線に入ったほうが見込みがありそうな気がしませんか。妄想ですか。そうですか。
今思いついた。
研究室が楽しい、と言うことに罪悪感があるのかもしれないです。
と念を押されたものでした。
そのあとも、わりと殺伐とした研究室でへろへろになりながら生き抜いてきたので、今のほのぼのっぷりが楽園のように感じられるのです。