2024-10-07

「いたします」の呪い

「失礼します」を「失礼いたします」、「お送りします」を「お送りいたします」…

とある世代より若い日本人は、「します」より「いたします」のほうが丁寧であるという印象をもっているように思える。

敬語文法的には、「します」でも全く問題ないはずだ。ただ、目上の人にしますだけだと、なんとなく敬意を欠いてる気がするので、「いたします」にしてしまう。まさに呪いだ。

実は俺は自分がどこでこの呪いにかかったかは覚えている。マナー講師テレビで「『します』は失礼。『いたします』を使いましょう」と言っていたことだ。ちょうど就活の時期だったので、そういう部分に敏感だったのもあいまって、まんまと俺はその呪いにかかった。そして15年以上たった今も解けていない。

他の日本人はどこでこの呪いにかかったのだろうか。教えてもらえるとありがたい。よろしくお願いいたします。

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