すごく古典的な話をしてしまうが、やっぱり親が過保護だと子供は自立できないと思う。
過保護で育てられると自分の足で立つことが難しい。
少々嫌な比喩を使うと、立ちたくても足が折られてしまうということだ。
折られた足は優しく優しく癒してもらえる。
「痛かったねぇ、いたいたいの飛んでけ~」と。
そしてその献身的な治療のおかげで足が治ったので、「さあこれでようやく自分の足で立てるぞ」と思ったら再びボキッと一撃。
そこに傷つけようという悪意はない。
完全なる善意であり、愛情だ。
しかし、履き違えてはいけない。
過保護と愛情は別物だ。
「可愛い子には旅をさせよ」ということわざがあるように、子供が可愛いのならいちいちあれやこれやと世話を焼こうとするのではなく、放り出すように旅をさせればいいのだ。
子供は勝手に育つ。
愛情100%の笑顔で子供の骨を折るのはやめよう。
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