2024-07-14

現代アート作品を「美しく無い」「汚い、残酷だ」「よって価値がない」とする意見はよく見かけるが、これはちょっと変な視点だ。

「美しく無い」「汚い、残酷だ」が事実として、それが「価値がない」に直結するのは違和感がある。

そうした作品が持つ、醜さ・残酷さ・グロテスクさは、人間がそれを避けながらも、どこかでそれを求めてしまう面があることを感じさせる。

その気付きを与えられる時点で、一定価値があるとも言える。好き嫌いとは別に

こうした違和感を突きつけるというのは、よく考えると漫画アニメの得意技でもある。

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