2024-03-05

四十九日法要は早めにして、納骨も済ませていたのだが、本当の四十九日今日なのだった。

夫がいなくなってからうそんなに経つのか、なのに私は何もできていないよと伝えるため、というわけではないけれど何となくお墓に行った。行ったほうが良い気がして。

法事をするときはいつも誰かがいるから泣かないようにしていたのだけれど、ひとりでバスに乗って墓地に行ってお墓の前に立ったら涙が止まらなくなってしまった。雨だし周りに誰も居なかったのでたくさん言いたいことを声に出した。色々言った、けれどどれも「ごめん」と「会いたい」の言い方を変えただけだったような気がする。ごめん。会いたいよ。

帰りのバスで見てたSNSで桜の写真が流れてきて、これからふたりで過ごすはずだった季節のことを考える。もうすぐ桜が咲くよ。缶ビールからあげ棒買って花見したいね

季節が一周する頃には、ひとりで過ごすことに慣れているだろうか。今はまだ全然からない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん