スパイク・リー監督の映画、マルコムXをみた。
ある種の啓蒙映画的な説教臭さを感じる部分もあったが、30年前の空気感は分からないので、気にしないことにする。
結局のところ、理想に目覚めて恩師と自分と黒人のために言論の闘争を過激化していったマルコムXが、存在感を強め過ぎて所属組織からも社会からも切り捨てられた、という話に思えた。
アメリカでも出過ぎた杭は打たれた、ということだろうか。
それとも闘争心がある人間が社会の中で現れることは健全と見るべきだろうか。
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