コロナ禍になる前は、月2~4回くらい大きめのライブに行っていた。
でも、コロナ禍になりライブの生配信が盛んになってきた辺りで、「配信でいいな」と思うようになってしまった。
もちろん生の歌声とか、会場の雰囲気とか、現地にしかないものはあるんだろうけど、
ここ数年はライブに行ってもどこか冷静になってしまって、我を忘れて声を上げたりすることに抵抗が出てきている。
それに、自分はあまり背が高くなく目も悪いため、ちゃんと演者が肉眼で見えることなんてほとんどなかったし、同じアーティストが好きな友人もいなかったため、基本は一人参戦だった。
家から出なくてよい、混雑や周りを気にせずリラックスできる、ばっちり顔も見える方が、現地に居ることよりメリットとして上回ることに気が付いた。
今ではもう、なぜあの頃あれほど積極的にライブに参加していたのかわからない。
自分が年を取った(まだギリギリアラサーだが)だけなんだろうか。昔の気持ちが全く思い出せない。
世の人々は、何を求めてライブに行くのだろう。