結果がすべて、というと威勢がいいが、結果主義で結果が出るなら簡単な話である。
しかし、現実においては、諸要因の噛み合いにより予期した結果が出ないことも往々にしてありうる。
だから結局、期待値を積み重ねるというプロセス思考に至るのである。
皮肉なことに、インテリの皆さんが鼻で笑うような落伍者ギャンブラーたちの取り組みが、仕事や人生における基本を示しているのである。
なにゆえか。
ギャンブルというむき出しの運に晒され続ける環境は、人生の相似形だからである。
上振れにも下振れにも動じず、ただ黙々と、期待値を積み重ねる。
菩提樹の下で瞑想せずとも、ギャンブラーは悟りの境地に至っていたのである。
Permalink | 記事への反応(1) | 16:15
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胴元が絶対勝つギャンブルをやっている限り、その期待値は掛け金より低い