普段冷凍の中国産しか食べないやつは騙されたと思って、スーパーで国産ものを買ってみて欲しい。産地はまあどこでも良いけど、枝豆は鮮度が命だから、地のものがあればそれが良いだろう。鍋に塩を軽く入れた水を沸かして、枝豆を茹でる。茹で上がったらザルにあげて、塩をまぶしてよく冷ます。時間がなければ流水でもいいけど、やっぱりせっかくならうちわの風を当てたりして、冷めるのを待つのが風流だよね。
キンキンに冷えたビールを用意したら、いざ枝豆を食らおう。冷凍物では味わえないふくよかでほくほくとした食感、大豆の豊かな旨みが口いっぱいに広がり、そこにビールを流し込めば、日本の夏ここに極まりって感じで、たまらない幸福感を味わえることだろう。