子供心に六条の御息所のストーリーが好きだった
中高生の若さで既に年増女の悲哀に共感していた私だった
山岸凉子のヴィリを読んだ
もうどストライクといったところだろうか
パトロンとしていずれは夫としてと憎からず思っていた経営者が娘と出来ており
自分にはバレエしかないのに、愛し許す精霊の役が出来なくなり
霊か幻覚かに惑わされて舞台の奈落に落ち瀕死、と
もう踏んだり蹴ったりの主人公
それでも最後に救いはあり
面白かった
Permalink | 記事への反応(0) | 11:09
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