■小説を書くための練習として毎日1歳ずつ自分の半生を振り返っている
自分のことなのでスラスラと筆が進むので気楽だ。
日記の延長と何も変わらない。
ただちょっと予想外の事が起きている……。
文量が少なすぎるのだ。
1歳につきおよそ原稿用紙1、2枚分の話しか出てこない。
無理やりひねり出せば倍ぐらいは書けそうだが、エピソードのクオリティは維持できないだろう。
我ながら人生がペラペラすぎて笑えてくる。
偉人の伝記なんて超特徴的なエピソードを抽出しただけなのに文庫本一冊分の内容に認めてくる。
一方こっちはどうでもいい話をアレコレ思い出して書き連ねてもその1/5程度の量しかない。
一つ一つの話が長く語るに値しない極めてどうでもいいことばかりってことだ。
直球で叩きつけられた現実に毎晩打ちのめされている。
つうかこんな量しかないんじゃ練習にもならんわ。
なんだったんだこの人生は。
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