2022-12-29

日銀1月4日共通担保オペ 貸付金利ゼロ%で2年金利の抑制狙う

東京 29日 ロイター] - 日銀は29日、2023年1月4日に共通担保オペを実施すると発表した。貸付金利ゼロ%、オファー金額は1兆円。貸付期間は23年1月5日からの25年1月6日までの2年間で、上昇基調となっている2年金利の抑制を促す狙いがあるとみられる。

日銀は「国債市場ボラティリティーが高い状況が続いているもとで、現物国債の需給環境に過度な影響を与えることなく長めの金利を低位に安定させるオペを実施することにした」とコメントした。今回の共通担保オペの貸付期間が2年のため、「長めの金利」は主に2年金利を指すとみられる。

29日の2年債利回りは指し値オペの影響で前日から大きく変わらず0.035─0.045%で推移したが、2015年以来の水準で高止まりしている。マイナス金利撤廃への思惑からボラティリティーが高い状況となっている。

https://jp.reuters.com/article/boj-operation-idJPKBN2TD0DI

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