それは非常に横暴で礼節に欠けることだけれど、どでかいブーメランだ。
傍から見れば滑稽でもあるその姿。
ああはなりたくないと反面教師に見つめるその視線。
しかし自分が同じ立場に置かれたときに、同じように振る舞いはしないと何故言い切れるのだろう。
変革には痛みを伴い、伴う痛みをプライドが盾をする。
自己の正当性を立証するものが立場に拠るものであるなら、尚更だろう。
浅学さや稚拙さを受容し得る覚悟が、必要なのかもしれない。
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