土地があって支配者と被支配者がいるという封建的な国家から、民族という共同幻想をもとにして作り出されたのが近代国民国家なのであって、その過程で生み出された政教分離の原則などはつまるところ国民国家という超宗教をその他あらゆる宗教の優位する唯一の国教として定めるという宣言に他ならない。
もし政治から宗教的なものを完全に分離しようと思うのなら、「国民」は消滅しわれわれは名もなき農夫に戻ることになるだろう。
Permalink | 記事への反応(1) | 12:48
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国家権力が王と教会の元にあった時代ならそうだろうけど、今は違うわな。