諸君がDNAのアガロースゲル電気泳動でジャブジャブ使っているTAEバッファー, トリス酢酸EDTA溶液であるが, 重大な事実を告発する.
TAEは滅菌してない(だろう)し, 無菌的に操作するものでもないため時間が経つと傷む.
そうすると鼻持ちならない匂いを放つようになることは諸君も知っているだろう.
まあDNAは流れるしつって, 見て見ぬふりしてそのまま使い続けている者も多くいるだろう.
そんな諸君に警告する.
したがって傷んだTAEで作ったゲルを素手でつかんで, 洗わないでアレコレ触ったりされると匂いが移ってしまう.
これは極めて不快であるが, なぜに不快であるかを告げることが, 様々な事情により躊躇われる.
だから口頭では注意しないが, 傷んだTAEを使い続けることは今後一切やめてもらいたい.
ピペットマンから洗ってないちんぽの臭気が漂ってきたらと, 諸君もいちど想像してみて欲しい.
あと, 来年度になったらすぐ, TAEを全廃して, 全実験をTBEに切り替えるよう発議するつもりだが, そういう事情だから反対するなよ.