コロナが蔓延する前、インフルではないただの流行り風邪にかかるのは嫌いではなかった。
38度以上も熱が出れば、普段無意識に頭の中にあるネガティブなことを考えてる余裕もなく、それらは全部抜け、ぽやっとした感じになれるのが気持ちよかった。
寝てればいい、寝てさえいればいい。そういう大義名分を得て堂々と一日中寝ていられるのが実に心和らいだ。
そんなところにワクチン接種。
自分は打つと12時間後には39度以上熱が出るタチなので、風邪の時特有の”許された休息”をガッツリ味わっている。
熱が出たところで、病気で出てるわけではなく、翌日、遅くても翌々日には治ることが約束されている。だから安心して寝込める。
3度目の時もやはり39度以上出た。
気持ちよかった。
さあ、4度目はまだか。