死にあらがう唯一の方法だからだぞ。
人生が無意味だと感じるのは、死が全ての消去だからだ。
今日俺は頑張って金を稼いできたわけだが
明日死ぬなら今日の頑張りは無駄だ。
ところが人間はいつか必ず死ぬ。消去される。全ての頑張りが無駄になる時が来る。
生きたのが無駄になる日がくる。そうだろ?
でも例えば、今日働いたのが頑張りが子供のためだったら、子供は俺が死んだ後も残るんだから、頑張りは無駄ではない。
そして、死んだ後に残るのは子供だけか? 違うよね。
例えば、広い意味での影響力ってのは死んだ後も残るわけだ。
俺はもう死んだ作家の本も読むし、それに影響を受けた作品を書くこともするかもしれん。
こういう死後にものこる文化影響のことを、子供=遺伝子に例えて、文化遺伝子(ミーム)と言います。
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