2021-06-19

もう作家研究は難しすぎる

かつて書籍の「全集」では、書簡だとか少部数発行の冊子に発表された文章補遺などの形で収録していた。

研究家必死に発掘したり発言を追ったりしていたものだが、

今や作家自身ネットで発表も発言ネットで頻繁に行い、そして削除することも容易だ。

そして他者とのやり取りを書簡ではなくメールSNSで行っている時代となると、

もはやかつてのような作家研究は困難だと思う。

もともとすべてを追うことな不可能ではあるが、

実際のところ、現代作家研究はどのようなものになっているのだろうか。

あるいはかつて「作家研究」「作家全集」とされていたものは、

まりにも事足りないものだったという事だろうか。

現代研究家の心の落とし所はどのようなものなのだろう。

  • 音楽の評論はピッチフォークというWebメディアの登場によって変わったと言われている。草の根的、CGM的、ジャンル横断的な批評によって。 https://wired.jp/2013/06/29/pitchfork-vol8/

  • 昔はそんな小さな発信の99%は日の目すら見ずに消えてたものがかなりの割合残るようになったと考えた方がいいでしょ それでも作者が表向きに出せる上澄みでしかないだろうけど

  • もう今やテクノロジーのお陰で、動画配信も音声も書物以外の媒体たくさんあるし。むしろ直接にメールで質問や凸インタビューしたら?

  • 「人となり」が残らなかった時代に発展した学問なんだろうけど 今からだって野坂昭如とか畑正憲なんてテレビ資料のほうがよく残ってるしわかるじゃん ブロガー人物研究とかしてたほ...

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