オタクであることがアイデンティティの
恋人の代わりに二次元があるオタク
もはや二次元以外の趣味を見つけるようなバイタリティもなく
かといって恋人なんか今更見つかりっこない歳
とは言え身体はまだ性を欲し、ポッカリ開いた穴に寄せ集めたエロ同人を詰め込む
惰性で、僅かながらの交流をネットで続けるために
アニメアイコンで生きているが
既に二次元へのさしたる情熱もない
せいぜいあるのは
二次元で抜く習慣だけ
いつかはドーパミンを出してくれたレバーを、ガチャガチャと動かし続ける猿のように、オタクを続ける
あちらで炎上すれば
やあやあ我こそが古参なりと名乗りを挙げ
こちらで炎上すれば
年甲斐もなく参戦する
アニメのアイコンで顔隠し
薄目で自らの老いを見つめながら
今日も私はオタクである
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