天才に魅かれる。あるいは英雄。
『突出した者』に対する憧れがあるのかもしれない。最強とか最高とか最大とかいう言葉に反応する子供っぽさのようなものが多分に残っているのだろうか。
私が歴史好きである一因はまちがいなくそこにある。
ナポレオン、ダ・ヴィンチ、ワーグナー、秀吉、イチロー、様々なジャンルにいるそういった『突出した者たち』の話が知りたい。
単なる卓越した者でなく、伝説を生むような存在の話を。
例えばスポーツの世界でも、長くチャンピオンとして君臨している選手にはそのまま負けずに勝ち続けて伝説を作ってもらいたいと思う。あるいはそれまでのセオリーを打ち崩すような戦いぶりで頂点を極めるような選手。
滅多に出てこないからそれらの者には価値があるのだろう。そして人をひきつけるのだと思う。
天才の業績、それはまぎれもなく人間の為し業であるが、人はそこに神を見る。
Permalink | 記事への反応(1) | 18:56
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