ある人がピカソに絵を描いてもらったら30秒で描いた絵が、値段は1万ドルだと言われ驚いた。ピカソは「ただの30秒ではなく30年と30秒だ」と言ったという、いわゆる「ピカソの30年と30秒」という話があるのだが、これの詳細を知りたいと思ったらどこにも見つからない。数字も40年、40秒、100万ドルなどぶれがある。このシチュエーションで結局絵は購入したのか、どういう絵なのか、昭和のおっちゃんあるあるのお釣り500万円的な意味なのか、などが気になってしょうがない。出典が相当怪しい話なのは間違いなくこれもネットで拡大されたたぐいの話で都市伝説ですらないようだが、こんな怪しい話が未だに自分の都合がいいように語られているのに呆れてしまう。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1253961492
https://www.sankei.com/column/news/160420/clm1604200004-n1.html
似たような話ですぎやまこういちのドラクエ序曲は54年と5分で作られたという話があるが、これは少なくとも本人のソースがある。ピカソじゃなくてすぎやまこういちを心おきなく引用しろ!
https://quoteinvestigator.com/2018/01/14/time-art/ ピカソ説は英語で探してもあやしいビジネス書しか出てこないので確実に嘘だが ジェームズ・マクニール・ホイッスラーという画家が1878年にほぼ同...