2020-03-11

同人女

ひとのことを、すごい、尊敬する、と思う前に、私は自分否定された気持ちになる。お前は劣っているのだ、と他でもない私が私自身に言う。けれどそれは虚言ではなく本当なのだ。多く称賛されているのは私でない誰かで、私より絵がうまいのは私でない誰かで、その誰かよりも私の方を好む人がいるかも知れないが、それは目に見えない。目に見えたって本心はわからない。ただ数として、圧倒的に、私は劣っている。それを可視化されている。

から私は殺してやると思って、ぶちのめしてやると思って、躍起になって頑張る。そのくらいの根性はある。けれどTLはろくに見られないし、張り付くように見ていたフォロー新着も具合の良いときしか見る気が起きないし、たまに覗いてしまったときには最悪で、褒められているのは私ではないのだ、と暗い気持ちになる。なんで私じゃないのだ、とは思わない。自分の足りないことな自分が一番わかっているから。こうもメンタルが弱くて、人と関わるのが嫌いで、嘘でも人を褒めることもできず、ただ黙っているしかない。自分が悪い。

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