2019-06-21

クッキングパパの初期を思い出した

次の発売で150巻を数える『クッキングパパ』は、みなさんご存知の料理漫画だが、

連載当初、主人公の荒岩一味は同僚に「過程料理をするのは夫/父親である自分である」ことを

隠していた。妻か、部下である夢子が作ったことにしていた。

クッキングパパ』の連載が始まったのは1984年昭和59年)。

荒岩が料理を作ることを周囲に公表したのは、1998年発売の単行本51巻でのことらしい。

クッキングパパ』と同時代料理漫画には『ミスター味っ子』(1986年1989年)があるし、

ビッグ錠が『包丁人味平』を描いたのは1973年だった。

その後も『鉄鍋のジャン!』『焼きたてジャパン』等々、「男性料理人」を主人公にする漫画

少年誌で連載される機会も多かったように思うが、「夫/父親料理をする」漫画は『クッキングパパ』以降、

増えなかったように見える。

青年誌の方が従来価値観に縛られやすいというか、新しい風を先取りしにくいのかも知れない。

  • 正直、あの愛妻家キャラを超える愛妻エピソードは難しいとおもうし レシピ数もものすごい(ヒットはおにぎらず程度だが、ユーチューバーがやりそうな燻製とかいちはやく全部やっち...

  • それプロの料理人は男性で家庭料理を作るのは女性っていう現実のジェンダーバイアスが反映されてるだけでしょ。青年誌かどうかは関係ねえよ。

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