2019-02-12

anond:20190212003333

出島オランダ商館の医師であったドイツ人ケンぺルによると、元禄5年(1692)の京都における輸入白砂糖の小売価格100斤(60キログラム)あたり140匁(現在貨幣にして1キログラムあたり約1600円程度)であった。高価とは言っても現在のおよそ10倍程度の値段であったのである。同年の長崎出島における白砂糖の輸入価格100斤あたり97匁であったので、100斤あたり43匁が国内流通過程において上乗せされたことになるが、このうち10.76匁が長崎から上方までの輸送コストであった。

記事への反応 -
  • 肉じゃがも高野豆腐もぜんぶ砂糖 うどんつゆの作り方にも砂糖と書いてある 砂糖をバンバン使えなかった時代の日本料理はきっと激まず

    • 16世紀半ばの戦国時代の末期にマカオからポルトガル船が九州各地に来航していわゆる南蛮貿易が始まると、おそらくは中国産の砂糖が安定的に供給されるようになる。最近のポルトガル...

      • オランダ船にとって砂糖は当初は船の積み荷のバランスを取るバラスト(重り)商品に過ぎなかったが、17世紀に台湾やジャワ島へ多くの中国人資本・技術・労働力が移転したことにより...

        • 出島オランダ商館の医師であったドイツ人ケンぺルによると、元禄5年(1692)の京都における輸入白砂糖の小売価格は100斤(60キログラム)あたり140匁(現在の貨幣にして1キログラムあた...

          • 酒や本みりんで甘みを出そうと試行錯誤しても客からは不評でけっきょく砂糖を加えるのがシンプルで確実なんだ

    • そして砂糖は肥満の元であり、歯にも悪い

    • あまああああああああああああああああああああ

    • 確かに味噌汁と納豆とご飯だけでは物足りないな

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