2018-12-19

わたしは震え続けている

先日の日記 パパが家出しました に、「淡々としてて怖い」とのコメントをいただいた。

拙い文章を読んでいただき、本当にありがたい。

ただ1つ言わせていただきたい。

わたし淡々となどしていない、淡々と書いただけだ。

わたしは、震え続けているのだ

半世紀あまりの、わたし人生の、

人生の師として尊敬し、信頼してきたその人が行う、

この非道仕打ちへの、怒りが

電話口で聴く

老いた母の涙声への、哀しみが

震わせるのだ

 指を

 体を

 魂を


震えは止まらない

震えは止まらない

震えは止まらない

もはや感情などという生易しいものではなく



わたしは、食べることにした

食べるのだ

野菜を炒めた

いつもよりも、さらに大盛にして

口に詰め込む 呑み込む 震える

まずは、この心に穿たれた巨大な傷を、塞がなくてはならないのだ

それから

記事への反応 -
  • というタイトルのメールが、実家の母から夜届く。 この年の瀬に、まさに晴天の霹靂。 ちなみにわたし、アラフィフの年齢。飛行機の距離に住んでいる。 すわ痴呆と、とりあえず母...

    • 先日の日記 パパが家出しました に、「淡々としてて怖い」とのコメントをいただいた。 拙い文章を読んでいただき、本当にありがたい。 ただ1つ言わせていただきたい。 わたし...

    • 相手の女の人がお母さんとあなたを知ってやってるなら、大人の世界のことだからと飲み込むしかないけど、年金とか相続とかで面倒なことになるから、同級生で弁護士になったひとを...

      • 相続が面倒になるねぇ。 ただ相続は何を持って正当化するのか? 自分で稼いだ財産ぐらい好きにさせてあげたら?と思うが。 ただしこれが言えるのも本人がピンピンコロリな場合。 ...

        • お母様がまずこまりそして子供。年金なくなった、子供が面倒みろってなるかも。 生前贈与はとか。 ま、サラリーマンだけかもしれんけど

    •  とりあえず、法律的には「家出した」というパパさんの行動は、ママさんが別居に許可をしていないのであれば、「悪意の遺棄」にあたる可能性がありそうです。  https://tanteinavi.com/ma...

    • まあ、人間関係云々より、芸術を優先するって価値観が両親ともに形成されてるんやろなあ

    • ゼニカネが絡んでくるのが厄介なんよな 親がゼニ持ってれば問題ないんだけどさ。 婚姻解消してからやってほしい。まじで。

    • なー よかったじゃんお母さんから最大の教訓もらって 男なんてまともに人生注いで愛すだけ、損な存在の可能性が高いって事だよ 気持ちが動いてもまともな人間なら最低限これまでリ...

    • 先日の日記 パパが家出しました に多くのコメントを頂いている。 すべてのコメントに回答することはできないが、全部目を通させていただいた。 本当にありがたい。どうもありがと...

    • わたしは小さなころは大層な怖がりで、夜トイレに行くことすら怖がった。 そんな時は、父の出番だ。 トイレの前で、何曲も何曲も大声で歌い続けてくれた。 なんて贅沢なワンマンラ...

      • 痴呆になる前触れで性格が変わることがあるらしいけど、もともと子どもには見せないだけで自由にやりたい人だったのでは。 そういう人をしばるには子どもや妻の気持ちだけでは足り...

    • パパが家出しました にいただいた多くのコメント、すべて目を通させていただいている。 本当に、ありがとう。 今夜は、夕食を用意して父を待つのだと、母は言う。 「大根もさ...

    • パパが家出しました の日に穿たれた心の傷も、わずかずつ癒えてきて、 今日は車で、街へ買い物にでかける。 何とかクリスマスには、間に合いそうだ。 道中、虹を見る。 それはそ...

    • パパが家出しました から1週間が経った。 年賀状を書いていないことに、今頃気づく。 例年と同様に、年賀状を印刷する。 実家宛ての年賀状も、印刷してしまった。 途方に暮れ...

      • 元気でよかったやん 一応親だから無事でないと気が気では無いし、万が一のことがあったら悲しい そしてキミが面倒みる親は1人なったんだからラッキーやん

    • まだ実家に住んでいた頃、クリスマスの晩に楽しみにしていたことがある。 夕食を終えると待ちきれずに、わたしはベランダに出る。 わたしの住む団地に、聖歌隊がやってくるのだ。 ...

    • 納豆を見れば、父の好みに合わせて、父不在の昼食にしか納豆を出さなかった母を思い出す。 車を見れば、免許を持たない父が地図を読み、母の運転で甲州街道を走った事を思い出す...

    • 実家に住んでいた頃、猫を飼っていた。 通学路の途中の八百屋で産まれた兄弟猫を、 小学校の同級生と、1匹ずつ飼うことになった。 「トムとジェリーから名前を取ろう。」 一世一...

    • 小学校の課題と言えば、作文。 読書、遠足、運動会などなど、様々なテーマでよく書かされた。 父はわたしの書いた作文を、よく添削してくれた。 そこで再三指摘されたのは、句読...

    • パパが家出しました の日から、日記を書き続けてきたが、 いったん筆を置くときが来たようだ。 母から連絡がきた。 父が戻ってきたという。 そして、こう続く、 「私はこのまま...

    • ぼくは探偵 というよりぼくの中に 探偵を飼っているというべきだ だから ぼくは立ち上がる というより ぼくの中の探偵が立ち上がる これは誰かのお母さんが、その昔書いたお...

    • 母からメールが来る。 相手の女性と電話で話したという。 相手の女性が言う父の家出の理由は、母には全く心当たりがないと。 そしてメールは続く、「パパの家出はお芝居かもしれな...

    • 年を重ねるにつれ実家で暮らす時間は徐々に減っていき、ついに実家を出て20年あまり でも、どこにいても振り返れば、あの懐かしい暖かな場所はそこにある はずだった。 父が...

      • こういうのオタクが書きそうな感情表現多いよねこのサイト これが増田文学(笑)ってやつ? ごめん文章の内容には興味湧かなかったからノーコメントで🙏

    • あれから4か月、初めて父からメールが来た。 特に根拠はないものの、もう連絡は来ないような気がしていたので、正直ちょっと驚いた。 文面は簡単な挨拶と、実家の所有権を母へ譲...

      • 円満じゃなくて?わざとこういう当て字がはやってるの?

    • あれから5か月が経過。再び父からメールが来る。 相変わらず簡単な近況から始まり、仕事の発注、いままで何年もやり取りしていた内容と何も違わない。 違うのは、そのあとに離婚協...

    • かれこれ6か月、母からメールが来た。 短い時候の挨拶と、7月3日に離婚となる旨がたった1行、実にあっさりと書かれていた。 わたしは幼いころ、学校という社会にまったくと...

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    • あれから8か月。 父から来たメールには、離婚が決まった旨が記されていた。 できるだけ早く家を出てほしいと、言われたと。 母と電話で少し話した。心が決まったのだろうか、...

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    • あれから10か月が経った。 結局両親は離婚し、父は家を出ていき、見事に家族はバラバラとなった。 わたしは何だか置いてきぼりにされた心境のまんま、モヤモヤとした日々を過ご...

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