歳を取ると若い頃に比べ記憶力が衰え今までできていたことができなくなると言うが記憶の外部化によってこの問題を解決できないだろうか。今でもメモや写真などを利用すれば記憶をそれなりに補うことができる。取得した情報に検索手がかりを埋め込めば必要に応じて呼び出すことが可能である。問題は思考力である。呼び出した情報を組み合わせ新たな情報を生み出す行為はコンピュータにはできない。たとえできたとしてもその答えに納得できるかどうはわからない。研究が進めば脳にチップを埋み高度な情報処理が可能になるかもしれないがそれはSFの世界である。膨大な情報を短時間で処理するにはどうすれば良いだろうか。