2018-09-23

のび太ジャイアン症候群」という造語

 司馬理英子という精神科医が考えた「のび太ジャイアン症候群」という造語がある。

 のび太ジャイアン症候群という言葉は、両極端な性格の二人にADHD傾向があると指摘することで、ADHDとは性格には関係のないものだと印象づけることができている。酒鬼薔薇聖斗ADHDと診断されていた。

 さらに言えば「のび太ジャイアン症候群」という言葉ADHD説明のためにつくられた造語であり、一般的でないが故に知ろうという気持ちが働く。少なくとも僕が中学生ときあの本を書店で見かけ「何それ?」と思って手に取った。

 「アスペルガー症候群空気が読めない」と言われると、分かりやすいが故にそれ以上知ろうとしなくなる。すなわち分かったつもりになるのでありバカの壁生まれる。

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