日本には貧しい人には施しを与えるべしという倫理規範がないからな。
それこそ僧への寄付くらいしか残っていない。
(だから食うに困ったら出家すればいいみたいな話になったりするのだが)
でも僧侶が貧しいかっていうと、むしろ金に汚い破戒僧ばかりだしな。
台風や地震のときにだけ寄付がよく集まるのは、飢饉時の炊き出し的だ。
頼母子講も「身内」向けの保険的な内容だし、
豪商による橋だとかの寄付も「おらが町への貢献」みたいな感じ。
日本の寄付文化って「普通の人」同士の助け合いばかりで、
そこから外れた貧しい人はほったらかしなんだよな。
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