2018-06-09

最終バスを逃した夜

雪の日、自転車に乗れず、いつも使わないバスに乗って学校に行った。

部活が長引いて最終バスギリギリ駆け込んだとき

息を切らしてバスに飛び乗ったら、

運転手さんに

運「これ回送だよ!?

私「え、〇〇行きの最終バスじゃ」

運「それは隣のレーン」

慌てて降りて隣のレーンに向かい

バスの前に走りこんだ時に扉が閉じた。

目の前で発車するバスに一瞬呆然とした後、慌てて数メートルいかけるが当然追いつくわけもなく。

最終バスを逃して雪が降るなか暗い道に立ち尽くす私の隣にバスが止まった。

バスの扉が開くと、

運「乗ってきな!次の停留所までに追いついてやるよ!」

さっきの回送バス運転手さんだった。

慌てて乗り込んだらすぐバスは出発した。

幸い前のバス信号に捕まっており、すぐ追いつくことができた。

運「今だよ、ほら、あそこ停留所から!」

ありがとうございます!!!!と叫んでなんとか最終バスに飛び乗れた。

その運転手さんに未だにお礼が言えていない。

本当は感謝手紙を送ろうかと思ったけど、その回送バス車番も覚えていないし、なにより本当はバス会社的にはやってはいけないことだったと思うから会社に連絡してその人が怒られるかもと思うと連絡していいものか悩んでそのままだった。

あの時は本当に助かりました。

ありがとうございます

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