割と抑圧的な性格で、こちらのやりたいことにかなり干渉してくる人間ではあった。
誰の金で、と言っていたがそもそも俺は高校以降奨学金をずっと借りてる。
だけどまあ、なにか作れば必ず褒めてくれた。
彼が我を通すときに使うと思っていた「甘い」「考えろ」という言葉は、割と社会でも役に立った。
今でも、助けてほしいといえばそれなりには助けてくれるし、家に居ない限りはそんなに干渉もない。
一度、どうしても生活が苦しいときは金を貸してくれたこともある。
毒親に片足は突っ込んでるのかもしれない。
だが全身は突っ込んでないし、突っ込まない。
総じて65点みたいな感じ。
でも、親なんてこんなもんだろう。