小説なんかを読んでいると,「みんな随分上手に話すなぁ」と思う.口下手な主人公でも,頭の中ではちゃんと言葉になっているのだ.
僕は基本的に自分の思うように話せることなんてほとんど無いし,頭の中なんて解析不能である.だから,うまく思考を言葉にできている小説の登場人物を,異世界の人のように思える.でも,小説は好きだし,感動したりする.
こうやって,なんとなく意味のありそうな言葉を書いている僕は,それを読んでいる人から見たら異世界の人だと思うんだろうか.
町田康を読むと,頭の中って適当だよね,とちょっとだけ安心できる.
Permalink | 記事への反応(0) | 01:07
ツイートシェア