ライド:「なんか静かですね。店の中には客もいないしバレンタインとはえらい違いだ。」
オルガ:「ああ。店の商品戦力は軒並み向こうに回してんのかもな。」
オルガ:「上機嫌だな。」
ライド:「そりゃそうですよ!みんな助かるし、タカキもバイト頑張ってたし、俺も頑張らないと!」
オルガ:「ああ。(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたPRは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり恵方巻きは続く)」
チャド:「ぐわっ!」
オルガ:「ぐっ!うおぉ~~!」
お客様:「うおっ!あっ!」
オルガ:「はぁはぁはぁ・・・。なんだよ、結構売れんじゃねえか。ふっ・・・。」
オルガ:「俺はコンビニ店長オルガ・イツカだぞ。こんくれぇなんてこたぁねぇ。」
ライド:「でも!」
オルガ:「いいから行くぞ。皆が待ってんだ。それに・・・。(ミカ、やっと分かったんだ。俺たちにはたどりつく場所なんていらねぇ。ただ進み続けるだけでいい。止まんねぇかぎり、道は続く)」
回想
オルガ:「ああ分かってる。」
オルガ:「俺は恵方巻きを売るのを止まんねぇからよ、お前らが買いに来る限り、その店に俺はいるぞ!だからよ、余るんじゃねぇぞ・・・。」