病状について報告する時、友人達は何らかの思慮を求めている。
どこどこに通院しました、何の検査をしました。その結果こういう病名が出ました。自分の身体だ。好きにしたらいい。予てよりのファンに報告するのも必要な事だろう。だけどその実、他の誰かの病状報告を疎んじてはいないだろうか?寂しいのが、苦しいのが自分だけだとでも思っているのだろうか。
不安は伝播する。まるで、プラシーボ効果のように人から人へと影響を及ぼし、増大させる。
何でもなかった日常がそれだけで誰かをネガティブ思考へ貶める。
病気の時、他人の症状を見たくないという。誰だってそうだ。自分の事で精一杯だ。だったら尚更、他人の病状を受け入れられない人に病状報告なんてして欲しくない。
何にも悟らせないまま逝けと言ってる訳じゃない。
当然、治癒するのが一番良い。だけど思う通りにはいかないものなんだ。他人に何かを期待するなら、自分も何かを背負わされる覚悟をして欲しい。簡単な言葉で言ってしまうならそういう事だ。
何がいいたいのか全くわからない