2018-01-18

好きな人がいる。

好きな人が居る。

素敵な、此方を圧倒するような素晴らしいお話を書く人だ。どこからその発想が生まれてくるのだろう。どうしてこんなに素晴らしい言い回しが出来るのだろう。どうして気持ちが手に取るように分かる表現が生まれてくるのか。初めて見たときから、その文章は私を虜にした。

その人の文を読むと、私は冗談抜きに暫く魂を抜かれてしまう。

勿論本人も魂注ぎ込んで作っている本だと思うしそう言っていた。だけれども、私は本当にそれを読むと圧倒されて、「神よ……」と言いながら平伏すしかなくなってしまう。理想推しCPがそこにいるのだ。気が付いたら三日間は確実に経過している。どうして。

そうして、ネガティブ意味で、私は自分の書く話に意味があるのだろうかと自問自答をしてしまうわけだ。

こんなに素晴らしいお話があるのだから、私が本を作る意味なんてどこにもないじゃないか。こんなに素敵な話を書く神はなぜか、毎回私の本を買ってくれるし、何がどう狂ったのか分からないが読んでくれているようだけれども、神に私の話など、読ませてもいいのだろうか。どうやら神は私と仲良くしてくれる(ように見える)けれども、そんな素晴らしい文章を書く神と私がおしゃべりして、何か神に与えるものがあるのだろうか。いやない。

おお、神よ。

こんなんじゃいつまで経っても神の本読めないじゃん。どうしてくれるん。

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