ツイッターでとあるカップリング専用のアカウントを作っていて、そこで細々と二次創作を楽しんでいる34歳の壮年の男。
下は10代から上は50代まで様々な年齢が入り乱れているが、数年前から「さぎょいぷ」という言葉を目にするようになった。
さぎょいぷとは誰かと話しながら絵だったり勉強だったり何かしらの作業をしながらスカイプすることを指す。
これを知った時、新しい感覚だなぁと凄い感心した。スカイプで話しながら何か作業するなんて自分にはとても出来ないなと。
でも、ちょっとやってみたいと思った結果、36歳壮年男性とすることになった。
「さ、さぎょいぷします?」
「し、しちゃいます?」
と文面でもキョドりながらお互い照れながらさぎょいぷをしたが、
「あ、あれいいですよね」
「かわいいですよね」
「「デュ、デュフフwwww」
会話の半分以上がデュフフを占める非常に耳障りの悪いさぎょいぷとなった。
それを経て今ではたまに会い、居酒屋でデュフフ笑い合う関係になった。
さぎょいぷ(手は完全に止まっていたけど)は一度きりで終わった。
さぎょいぷ出きる人が羨ましい。
あれって独り言を言うのにいいんじゃないのかなって思う。 作業してて「あーアンドゥ効かねぇ!」とか「フリーズしたアドビ様ほんと勘弁してくれ」とかそういうのを言葉にしたい時...