インターネットでの議論を見ていると、「反論風賛成」というような投稿を目にすることが稀にあります。
投稿文の文脈や口調からは一見反論しているように見えるが、実際の中身は相手が既に言ったことを言っているだけ・・・このような状況です。
相手が既に言ったことを言っているのだから、していることは「反論」では無くて「賛成」なのですが、言っている本人は反論していると思っています。
恐らく発言者は、相手とのやりとりで、お互いの主張が良く分からなくなってしまっているのでしょう。
本人の中で言っていることが矛盾しているというのとも違う話。
正直、「反論風賛成」は止めてほしいです。
「反論風賛成」をするなら、「考えが変わり、あなたと同じ何々という考えになりました」「何々の部分については同じ意見です」と言った方が良いのではないでしょうか。
「反論風賛成」はわざとでは無くて、本人の認識の誤りなので、仕方ない面はあるのかもしれませんが。
追記:
昔の話ですが、私自身が「反論風賛成」をしたことがあります。その時は「私と同じ事を言ってどうするのですか?」と相手から言われました。
分かった。反論したい相手の論旨を解説するだけでは、まるで相手の味方をしてるみたいだからやめろ、ということか。
反論したい相手の論旨を解説するのはそれでそれで良いと思います。 私は反論風賛成について言っているのであって、論旨の解説なら分かりやすく言ってくれているんだなで終わりま...
そうだったんか……。言及ありがとう。