未就学児のとき、キーホルダーの動物などをプッチー生物という生命体と称して妹と人形ごっご遊びをしていた
プッチー生物はプッチー語をしゃべる
もごもごフガフガしたおばあちゃんみたいな言葉で、ぷっちーしぇいぶちゅみたいな特別なしゃべり方をする
それを話せるのは俺と妹だけだった
プッチー生物のリーダーは俺が持ってたキーホルダーのシマウマくんと、妹が持ってたキーホルダーのカモちゃん
シマウマくんの毛羽立った表面は手垢で真っ黒、カモも毛がはがれてつるつるのハゲ状態になってた
でもプッチー生物全体としてかわいくて人気があったのがカモちゃんのほうだったから、俺はものすごく悔しかった
今ためしにプッチー語をこっそり声を出さずにしゃべってみたら、今でもできた
20年以上ぶりでも覚えてるもんだな