2017-09-06

anond:20170906141402

7000冊以上といわれる本の装幀は、1文字として同じ形の文字が無い。

というのも、毎回、1文字ずつデザインしているかである

本がまだ書店しか売られていなかった時代に、どうやって装幀だけで目立たせることができようか?

と考え続けた挙句、生まれたのがあの独特な文字であり、

バランスが悪いからこそ人目を引くのだ。

「コウガグロテスク 仮名フォント」は、彼のデザインした字体から200種を厳選したものだが、

フォント名に書かれている通り、グロテスクなのである

どの1文字をとってもグロテスクに見えるというデザインは、緻密に計算されているとも言えるし、

平野甲賀感性のものとも言える。

…みたいな解説文がどこかに無いか探してみたが見つからなかった。

記事への反応 -
  • 平野甲賀は日本の有名なブックデザイナー。 晶文社という出版社のほぼ全ての本の装幀に携わった。 独特なデザインの文字で有名。 私には彼のすごさがわかりません。 あの独特の文...

    • 7000冊以上といわれる本の装幀は、1文字として同じ形の文字が無い。 というのも、毎回、1文字ずつデザインしているからである。 本がまだ書店でしか売られていなかった時代に...

      • なるほど、「美しさ」より「グロテスクさ」や「インパクト」を狙ったデザインの文字なんですね! なんとなく納得できました。 確かに、文字をデザイン知るにしても狙って「美しさ」...

    • 数少ない私の名前が載ってる本の1冊が彼の装幀だというのは、 想定外の名誉だよな。 生きててよかったわ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん