吹奏楽部のエンジョイ派だったがガチ勢に嫌われて辞めた。ただ、嫌われることはやっていたと思う。
まず、真面目に練習をしていなかった。メニューは一応こなしていたけれど、メニュー以外に好きな曲を吹いたりしていたら嫌われた。
次に、意識の違いがあった。私は部活動は学校生活のおまけと思っていたけれど、ガチ勢的にはその発言は許せなかったらしく嫌われた。
それに、余計なことに口を出しすぎた。私とガチ勢は同じパートだったのだけれど、ガチ勢はガチの割にはリズムをよく間違えていた。気づくのは、同じパートの私か先生だけだ。先生にも注意されていたが、たまに私が注意するとすげー嫌な顔をされた。当たり前だ。向こうにとって私はろくに練習もしない、歴も短い素人なのにそんなこと注意されて嫌な気持ちにならないわけがない。しかし、当時の私はそういう機微に気がつかないくらい鈍感だった。
他にも色々あっただろう。鈍感な私でも気づいたのは上記の3点だったが、時すでに遅し。ガチ勢はのちに部長になり気がつけば私はいづらい空気になっており辞める他なかった。