怒った自分を恥じている。
怒ったのにこの後に及んでご機嫌を取った自分にも恥じている。
なんなんだクソが。
ああクソだ。やっぱり一番クソなのは、クソな相手に好意があっておもねる態度を取ったクソみたいな自分だ。
ただ、私は不愉快になった。それを恥じる必要はないのだ。ない、全然全く100%ない。
そう、私は不愉快だ。怒ったり不愉快になることを恥じることはない。だから、明日は恥じた態度を見せては、悟られてはいけない。
別に気にしてないですよとおもねることもない。
そうだ、そうでしょう。そうだろ。
俺は怒る。思い浮かべてみろ、お前の大事な人が、その風景にいることを。
うん、思い浮かべたのは同期のIだったことに驚いたけど、思い浮かべたよ。
あれはないね、って思うよ。
自分で何言ってんのかわかってんの、って思うよ。
よくそんなこと出来るねって。
だめだ。たぶん明日も怒ってる。
でも怒った自分を受け入れていく。
だれにも受け入れられなくても、私は受け入れる。
クソが。