地元記者が言う。
「玄海原発1号機は日本で最も危険な原子炉の一つと言われています。1号機が運転を開始したのは36年前のこと。その鋼鉄製の原子炉圧力容器は、老朽化で非常にもろくなっている。巨大地震発生の際は緊急炉心冷却装置が作動して原子炉を冷やす仕組みだが、これが働くと圧力容器の鋼の壁が破断する可能性があるのです。熱いコップに冷たい水を入れると、急激な温度変化に耐えられなくなった圧力容器が割れてしまう。長年中性子を浴びて粘りを失ってしまった鋼にも、ガラスと同じことが起こるわけです」
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