なんかエッセイ漫画とかだとある言葉を言われてとかある医者に出会ってとかいうその瞬間に一気に心が楽になったみたいな表現が多々あるけれどほんとうにそんなことが現実にあるのかな
そういうタイプのものって他の人も私と同様に楽になって欲しいというような心で発信されてるものが多いようにみえるんだけど、苦しいときにそれを読んでも自分が今苦しいということはまだ自分にとってのそういう言葉や人が見つかっていないんだ、探さなければいけないんだ、それと出会うまでは苦しいままなんだという絶望がのしかかってくるだけに思える
いつのまにか楽になってたな〜、あるときそれに気づいたな〜というタイプのエッセイの方が、いつかそうなるだろうというふうな気がして読んでて希望が持てるなあ
何かわかりやすいきっかけで一気に楽になる表現が多いのは、ストーリーにしやすいからってだけな気がする 実際はあまりそんなこと起きないよね
ひとつの出来事で、嘘のように心変わりする作品が大半のなか そこで心の変化を徐々に描ける作品というのはすごいと思う。 「からくりサーカス」のフェイスレス指令とか。 「バーテ...