はなのあぶら。
鼻の脂をちょいとつけて、といいながら保育園の先生が手品をしてくれたのだった。
人まででは物静かなタイプだったので、「はなのあぶらって、なに?」と皆のいる前では聞くことが出来なかった。
ギャッビーか何かで、黒の紙にぺたっと取る物を職場でも流行っていた。
縦長の三角錐、プラミッドのような形の脂がみごとに取れていたw。
そう、そしてあれは、何年か前のこと。
お笑い芸人の友近が、『アンタら、よーじやのあぶらとり紙、好きやろ』って女性観客に向かって話していた。
そっか、よーじやのあぶらとり紙って女の子にプレゼントしたら喜ばれるかもって思った。
京都の三条で、その、よーじやのあぶらとり紙を、ある女の子にプレゼントしたら、
そうだった、子供の頃は俺は乾燥肌だったんだが、大人になってから脂性になったんだろうな。
鼻の脂、とりあえず、せっけんで顔を洗って洗い流そう。